メニューから「ファイル」→「設定」をクリックすると設定画面が表示されます。この画面ではマップに関する設定が行えます。

マップ機能とは、ソース変換時に使用した変換前後の対応表をファイルとして保存しておくものです。
<注>マップ機能は体験版では使用出来ません。

プロジェクト内に複数のソースファイルがあって、そのうちの1つをほんの少し書き変えただけで、全てのソースファイルを常に同時に変換し直さなければならないのでは面倒です。
書き変えたファイルだけを再変換できるように、最初に全ソースを変換した時にマップファイルを作成しておきます。再変換の時にはそのマップファイルを読み込む事により、他のソース内で定義された変数や関数を参照している箇所も正しく変換されます。

マップのもうひとつの使い方として、プロジェクト内の一部のソースだけを難読化する事ができます。変換したくないソースであっても、変換されたソース内で定義されている変数や関数の使用箇所だけは同じ名前にする必要がありますが、この時にマップを読み込み、さらにそのマップに登録されているワードのみを変換すれば正しく動作するソースが生成されます。

これら変換方法についてはプラン別の変換方法の例を参照して下さい。

全ての名称を変換する

選択したファイル内で定義されている全てのクラス名,関数名,変数名を変換します。MAPファイルを指定している場合は、変換する名称を個別に選択する事も出来ます。
体験版ではこのモードしか選択出来ません。

privateメンバのみ変換

クラスのメンバのうち private に指定されている変数や関数のみ変換します。

他ソース内で変換された名称のみ変換

基本的に変換は行わないが、他のソースで定義されている変数や関数を使用している箇所では、その名称が変換されている場合には該当箇所を同じ名称に変換する必要があります。

MAPファイル

変換処理が正常に完了すると、変換前後の名称の対応表がマップファイルとして作成されます。マップファイルは次回以降の変換時に使用します。作成するマップファイル名(もしくは既にマップファイルが作成済みの場合はそのファイル名)をフルパスで指定します。

変換する名称

変換モードで「全ての名称を変換する」を選択している場合に有効です。前回の変換処理時に作成されたマップファイル名を指定すると、そのファイルに書かれている変換ワードの一覧が表示されます。変換したくない名称のチェックボックスのチェックを外すと、その名称は変換されません。